かの有名佐賀ラーメン店、もとむら(旧・一休軒鍋島店)のとなりにあるお店、「おこのみ亭」。
「広島と讃岐がドッキング!」の看板、気になっていた人も多いのではないでしょうか。
「気になってるけどー、ここに来たらつい、もとむらのほうに入っちゃうー」的な。
かくいう私もその一人、だったのですが、先日、意を決して突撃してきました!
意外と広い店内は、おこのみ焼きコーナーとうどんコーナーに分かれています。どっちに座っても、両方注文できるみたいです。
ちなみに食券制。今回は、通常750円の広島風お好み焼き(豚玉ソバ)と、500円の肉うどんを注文しました。

うどんは本場讃岐の硬いタイプか、九州らしいやわ麺タイプかを選べて、今回はやわ麺でオーダー。
大衆的な雰囲気ながら、存在感のあるでっかい鉄板が主張するカウンター席。

気さくで優しげで、でも話好きのおかみさんが、ここで焼いてくれます。おぉっ、こういうお店を探していた!

薄く伸ばした生地にたっぷりのキャベツ。ふむふむ、広島風ってこんな薄皮の生地なんですね〜。

となりでは焼きそばがまるまる一玉ずつ、焼かれていきます。太麺タイプ。

うむ、まさにステージ。お好み焼きはステージだ。とは誰の言葉だったか。
そんな具合で、鉄板の上で繰り広げられるお好み焼ステージを観察していると、先にうどんが到着。
おぉっ綺麗なうどんです。

このうどんがね、美味い!
細麺タイプなんですけどね、やわすぎず、硬すぎず、ほどよい感じの麺で。

何より汁がめちゃくちゃ美味い。化学調味料一切不使用らしいのですが、出汁がよーく出ていて、塩辛くなく、肉の味付けもいたってシンプルで甘すぎず、いろんな出汁のうまみで食わせる絶品のうどんでした。これからお好み焼きがくるというのに、思わず飲み干しましたよ、スープ。
もともとおかみさんがここで20年ぐらいお好み焼き屋さんをやっていて、5年ほど前、ご主人が退職を気に、となりの敷地をぶち抜いてうどん屋を始めたそうな。そういう、失礼かもしれませんが、ある意味趣味でやってるからこそ、こんなにこだわったうどんができるんだろうなぁ。
いやはや本当に美味しかった。
そんなこんなで、お好み焼き完成。
ギューッとプレスしてあるおかげで、焼く前の材料からするとコンパクトな仕上がりです。

鉄板上でヘラにて切り分けたものを、小皿に取っていただきます。お好みでマヨを投入。

これまた美味い!

広島風お好み焼き、はじめて食べたんですけど、ボリューミーで美味しいです!
お好み焼きというか、キャベツたっぷり焼きそばのクレープ包みみたいな感じですね〜。
このキャベツがまたすっごく甘くて。いまキャベツすごく高いし、お得感ありますよ(笑)
マヨネーズをかけるとマイルド感が出て、またがらりと味が変わります。楽しいです。

いやいいお店です。お好み焼きの醍醐味がつまってますね。広島風となると、県内だとなかなか食べられませんし。

あとうどんね、うどん屋として利用するのも多いにあり。優しいうどんが好きならきっと気に入りますよ。
ごちそうさまでした!