4回にわたるカレー祭り、ひとまずこれでいったん締めとさせていただきます。
最後を飾るのは、あえて佐賀ではなく、大川市のTaj (タージ)。佐賀市内からは車で30分ぐらいかな。かつては天神親不孝通り、現在はゆめタウン大川のすぐ近くにあるカレーの名店です。
カシミールカリーで有名な東京のデリーに衝撃を受け、インド料理の修行とスパイスを求めて渡米・渡印したのちに開業したそうな。

入り口。

隣には、カレーの駅(カレー図書館)が併設されており、観光情報やフリーペーパーがずらり。

店内はお客さんでいっぱい。待合室はちょっとしたカレー物産館のようになっていて、インド雑貨やおみやげのカレーなどを購入できます。

そんなこんなで、この日は10分ぐらいで席に案内されました。カフェ風ながらアジアの飯屋的な雰囲気もある、ガヤガヤ賑やかな店内です。
今回の注文は、2番のセット(選べるカレーとナンorライス、タンドリーチキン、サラダ、フリードリンンクで1000円)と、3番のセット(2番プラス選べるスイーツで1200円)。
カレーは、一番人気のカシミールカリーと、マトンを使ったマサラカリー、ナンとライスを1品ずつチョイス。
さっそくタンドリーチキンとキャベツの酢漬け、ポテトサラダがサーブされます。

まったく辛くないですがしっかりスパイス感がある骨なしで食べやすいチキンです。

そんなこんなですぐにカレーが出来て、テーブルが賑やかに。提供スピード、かなり早いです。

これがうわさのカシミールカリー。さらさらしたスープカリーです。

これうまっ!

カッーと、身体の奥から染みてくる辛さがあり、黒胡椒のような風味を感じるのですが、味自体は旨味そのもの。どんなスパイス使ってるんだろう。

ナンよりも、圧倒的にご飯が合います。本当癖になる味。
こちらがマサラカリー。

 

どろどろ系で、そこそこに辛いのですが、それよりも甘みが強いです。マトンの風味が濃厚で、裂いた肉がたーっぷり入っていて、スタミナがつきそうな感じ。これはナンの方が合うかな。
デザートのキャラメルケーキ。

甘さ控えめのババロアに、これまた甘さ控えめのキャラメルソースがオンされていて、コーヒーに実に合います。あ、コーヒーはもちろんフリードリンクに含まれていて、飲み放題。フリードリンクは、コーラやウーロン茶、ソーダ系の、あのファミレスなどにある定番のマシーンのほか、オリジナルっぽい野菜ジュースなどもあってなかなか充実しています。
いやはやほんと美味しかった。明日にでも、なんならいますぐにでもまた食べたくなるカレーでした。恐るべしカシミールカリー。
いやね、こんなこともあろうかとお持ち帰り(580円ぐらい)を買って帰ったので、さっそく食べようかな(笑)。
自信をもって、おすすめです!
ごちそうさまでした!

……以下、余談なのですが、こんな口コミをいくつか見かけました。
まとめると、初訪で、通常辛さレベル3のカシミールカリーをあえて極辛(辛さレベル5、最大)にして注文、ひたすら辛いだけ、残念、みたいな。

……え?それって、ラーメン屋でハリガネや粉落とし頼んで、固すぎ、スープと馴染んでないとか言うのと同じレベルで変だと思うのですが。

カタ麺派や辛さマシ派否定とかでは決してないです。ただそれでやりすぎだ、と評価するのは違うんじゃないかなーということ。あえて注文した自分の選択ミスなんだから。

ということで、私は基本的には、デフォルトで注文してます。それが、お店側の一番自信がある形だと思うので。

 

以上、余談でした。
再度、ごちそうさまでした!