みんな大好き、ラーメン & ちゃんぽんの新店が、佐賀玉屋前にできたーーー!
ということで、早速行ってまいりました。
「佐賀ちゃんぽん総本山 麺屋 痴陶人」さんです。
なんというか、佐賀ちゃんぽん好きがげんなりするような二つ名が付いていますが、個人的にはその予感は半分正解、半分間違い、って感じでしたね……、と最初に断っておきます。
場所
佐賀玉屋の入り口から真向かい、本館と 別館の連絡通路の下あたりにオープンしております。
雰囲気
外観。
シャレオツです!
内装。シックな、落ち着いた雰囲気。玉屋前という立地にはとてもよくあっているのではないでしょうか。
ちゃんぽん屋、ラーメン屋といえば、基本的には20代〜40代ぐらいの男性が多い印象だと思います。が、こちらは場所柄でしょうか、比較的お客さんの年齢層は高めで、女性客も多い印象です。
メニュー
メインはちゃんぽんと皿うどん、ですがラーメンもかなり充実しています。
デフォルトラーメンのほか、塩とんこつ、魚介とんこつ、支那そば塩、支那そば醤油。それにスペシャルやトッピングなどの飛び道具が色々。
ちゃんぽんの麺をゼンパスタという低カロリーなものに変更できるのも面白いですね。
セットメニューはないですが、丼ものや餃子、小籠包などもあります。
熱いラーメンメッセージ。
澤田痴陶人という伊万里出身の陶芸デザイナーのデザインを取り入れた器で食べられる、というのがコンセプトのようです。
デフォラーメン750円、ちゃんぽん800円、皿うどん900円、セットメニューはなく、トッピングすると1000円オーバーという価格設定。それに、しっかりとコンサルティングされたコンセプトや雰囲気。「あれ、ここ佐賀だよね?」と若干の戸惑い。
実食!
さてさて、何はともあれまずは看板メニューをいただきます!
痴陶人ちゃんぽん 800円
スープを一口飲んだ時点で、ガツンと、はっきりと美味いです!
佐賀でいうと井手ちゃんぽんに代表される濃厚系。それに佐賀ちゃんぽんではクタッとしがちな野菜もシャキシャキでほどよい焼き加減。あとメニューのメッセージにもありましたが麺が美味いです!
ちゃんぽんといえば、太めの蒸し麺ですが、あれ結構好きじゃない人多いと思うんですよね……。(私はそれはそれで好きですが)
こちらはモッチモチで、コシが強い麺。味噌ラーメンで使われてそうな麺といいますか。野菜の量は特別多くないと思いますが、この麺はしっかりとしたボリュームで食べ応えがあります!
一気に完食しました。なるほどこれが澤田痴陶人のデザインを採用した器なんですね。
うーん、底がすぼんでいるタイプで、スープを無駄にしないエコ設計。悪く言えば、スープ少ないです。
とはいえちゃんぽんなら、そんなにスープ飲まないと思うのでちょうどいいのではないでしょうか。
ということで、ちゃんぽんが美味しかったのでラーメンにも期待できる!と思い、職場の同僚と再訪しました。
痴陶人ラーメン 750円
店名を冠した、いわゆる標準のラーメンです。
おっ、マー油と油が浮いてるのが特徴ですかね。お味のほうは……。
見た目どおりの味といいますか、博多の人気チェーン店の黒ラーメンです、と言われたら信じちゃう感じの味わいで、佐賀ラーメンとは対極ですがこれはこれで美味しいのではないでしょうか。
芳醇 支那そば(塩) 700円
おおっ見た目が綺麗!
スープ啜った瞬間、おっ美味い!と思ったのですがすぐに塩気を強く感じました。しょっぱいしょっぱい言いがちなわたくしではありますが、その中でもかなりしょっぱい部類。んー惜しい!!
芳醇 支那そば(塩) 900円
なるほどスペシャルは煮卵とチャーシュー1枚、それに海苔がプラスされるんですね。
こちらもめっちゃうまそうな見事なルックスですが、味わいはやはり同上。
棒餃子 500円
これは形が面白い!スタンダードなお味。
ちなみに味変調味料も充実してました。オリジナル生姜という、紅生姜じゃない、甘くない生姜が面白いです。
以上!
んー、場所柄、そしてデザイナーズ器でいただくちゃんぽん、というコンセプト上仕方ないのかもしれませんが、コスパはよくないです。標準ラーメンが750円は、ゆめタウン佐賀の一風堂エクスプレスを超えて佐賀最高値かな?むしろ九州一円見渡してもかなり高い部類に入ると思います。一蘭とか一風堂は例外ですが……。
ともあれ、ちゃんぽんは美味しかったです!佐賀ちゃんぽん総本山、という肩書きはどうかと思いますが、佐賀ちゃんぽんというコンテクストの枠を超えて、万人が美味しいと感じる味なんじゃないかなーと思います。ラーメン+50円なので絶対こっちのほうがおすすめ。
ラーメンはちょっと好みじゃなかった、というのと、このスープ量じゃ替え玉できないわー、セットの割引メニュー欲しいわーとか、色々思うところもありますが、とりあえずちゃんぽんはおすすめです!
ごちそうさまでした。
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